夜の時代に、恋人よ

世界は今、さまざまに困難な受難や恐怖の時代にあって、遠いどこかで発せられた叫び声や悲しみに対し、あるいは忘れがちな歴史の記憶に対し、アートはどのように耳を傾け、作品を通して寄り添い受け止めつつ、表現として投げ返すことができるか。
そのようなテーマで一環して変わらず、私はここ数十年の制作と発表を行ってきました。
その、日々の思考と批評のまなざしと手の痕跡をぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います。